少し前になりますが、通勤途上の京都総合運転所をボォーと眺めてると・・・ 青帯683系のサンダーバードが留置されてるのは当たり前、最近は青+黄ラインのしらさぎ色も留置されてます。さすがにオーシャングリーン帯は無いやろ

683系2000番台改289系向日町1

帰宅後、さっそく調べてみましたわ。381系の定期運用が10月いっぱいで終了、北陸新幹線開業にとに伴い、余剰になった683系の転用なんですね。交流機器を撤去して直流専用に改造した上で289系へ編入するとか。近畿筋の381系定期運用は、くろしおこうのとりの2つ。オーシャングリーン帯はくろしおへ、ダークレッド帯はこうのとりへ充当されます。既に287系での定期運用がかなり進んでおり、老朽化した381系の置き換えが加速したということでしょう。

JRW_381_Kuroshio_201200912
JRW_EC_381_series_Kounotori
*Wikipediaより

これで元祖振り子電車の381系定期運用は、後藤総合車両所のやくもだけになるんですね・・・

683系2000番台改289系岸辺

381系は1973年から本線運用開始された自然振子式電車。振子式電車としてはは70年に試作された交直流591系に遡ります。試作車は3車体4台車の連接構造をもち、のちのガスタービン試作車のキハ391と同様の車体構造です。残念ながら591系は岡谷駅に長く留置されていましたが保存されず、80年に長野工場で解体され現存してません。

591系-3-1
591系-4-1
*里山工房さまからの転載

中間台車のDT96は閉館した交通科学館に展示してあったそうですが、閉館後は行方不明とか・・・ 一方のキハ391系は72年に試作され、現在は片側の先頭車が大宮総合車両センターにカットボディーで保存されています。

Kiha391
*Wikipediaより 2000年

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